読んだ

家日和

家日和

家族にまつわる短編集。面白かった。特に「妻と玄米ご飯」がニヤニヤしてしまった。
悪魔に食われろ青尾蠅 (創元推理文庫)

悪魔に食われろ青尾蠅 (創元推理文庫)

面白かった。過去と現在、夢と現実、を、するするっと行ったり来たりするので、集中して読んでないと分からなくなる。わざとだよね。1948年に書かれた幻の逸品だそうです。最近、本は寝る時に布団に入って寝るまで読むんだけど、これを読んだ3晩は変な夢を見ました。
猫探偵ジャック&クレオ (ハヤカワ・ミステリ文庫 モ)

猫探偵ジャック&クレオ (ハヤカワ・ミステリ文庫 モ)

母と息子に他人の男。男は変わり者で時々暴力的だけどけっこう頼りになる、ってこれ「ターミネーター」を思い出しちゃうなあ。そんな感じで「何か」を思い出すことが多くて気が散った。最後の最後に、10歳の女の子が30歳の男に「自分が17歳になったら彼はまだ37歳」というようなことを言うんだけど、これどっかで聞いたセリフだなあ。*思い出した。ナタリー・ポートマンティモシー・ハットンに言ってた。「ビューティフル・ガールズ(1995)」で。猫探偵って言うから、三毛猫ホームズばりに猫達が活躍するかと思ってたけど、そうでもなかったのが残念でした。主人公が作るご飯がおいしそうなのと、猫以外にも動物がたくさんいるのが楽しそうで羨ましくて…えーと…そんなもんかな。